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まとめると、完全に気分を転換するためには、次の二つのステップを繰り返すことによって、不快な気分の原因となる「深刻だと思い込んでいた問題」を解消していくのだということ。
ステップ1:別のことに意識を向けて、一時的に気分を変える
ステップ2:新たな気分で、嫌な気分やストレスを生み出している「対象」と向き合う
こうしたステップは、日常の小さなイライラだけでなく、いわゆるトラウマと呼ばれるようなもの(主に幼少期における心的外傷)の治療に対しても有効である。
もっともトラウマに触れると思わぬ感情の高ぶりや混乱に遭遇する場合があるので、トラウマと向き合うためには、もう少し細心の注意が必要ではあるが。
さて、この「ステップ2」において「対象」と向き合うための具体的な方法もまた、「ステップ1」ほどではないにしろいくつか開発されているわけだが、牛丼でも何でも「早い安いうまい」方がいいわけで、個人的により簡単でより効果的だと思われる方法を一つ紹介しておこう。
「それに色があるとしたら何色ですか?」
「どんな形ですか?」
「硬いですか?柔らかいですか?」
「大きさはどれくらいありますか?」
「動いてますか?どんな風に?」
「もしそれから音が出るとしたら、どんな音ですか?」
大抵感情というものはモヤモヤしていて捉えどころがない。何だかよく分からないが「なんとなく」イライラする。この「なんとなく」が何とも言えず気持ち悪い。掴みどころがないからどうすることもできないのだ。ウナギを素手で捕まえようとするようなものである。
そうしたやっかいな心の中のモヤモヤを具体化・現象化することによって捕まえやすくして、取って食ってやろうというのがこの技法のミソである。
このような観点を持つ心理療法に「フォーカシング」がある。
これはそのフォーカシングの「早い安いうまい版」といえるだろうか?
応用編としては、実際にそのイメージを取って食ってやったり、あるいは粉々に爆破させてやったり、大きく息を吹きかけて見えないくらい遠くに転がしたり、風船のように内側から破裂させたりしてみるのも面白い(この「大きく息を吹きかける」というのは深呼吸の効果もあるのでおススメだ)。
さて、「今は」その問題に対する不快度は十段階で何点くらいになりましたか?
(参考)
フォーカシングとは、ジェンドリンによって体系化された心理療法。言葉にならず、漠然としてるがゆえに理解してあげられない自分の気持ち(フェルト・センス)を静かに心で実感し、次にそのフェルト・センスにぴったりな言葉(ハンドル)を見つけ出す。そのような繰り返しの中で心を解放していく。
ステップ1:別のことに意識を向けて、一時的に気分を変える
ステップ2:新たな気分で、嫌な気分やストレスを生み出している「対象」と向き合う
こうしたステップは、日常の小さなイライラだけでなく、いわゆるトラウマと呼ばれるようなもの(主に幼少期における心的外傷)の治療に対しても有効である。
もっともトラウマに触れると思わぬ感情の高ぶりや混乱に遭遇する場合があるので、トラウマと向き合うためには、もう少し細心の注意が必要ではあるが。
さて、この「ステップ2」において「対象」と向き合うための具体的な方法もまた、「ステップ1」ほどではないにしろいくつか開発されているわけだが、牛丼でも何でも「早い安いうまい」方がいいわけで、個人的により簡単でより効果的だと思われる方法を一つ紹介しておこう。
「それに色があるとしたら何色ですか?」
「どんな形ですか?」
「硬いですか?柔らかいですか?」
「大きさはどれくらいありますか?」
「動いてますか?どんな風に?」
「もしそれから音が出るとしたら、どんな音ですか?」
大抵感情というものはモヤモヤしていて捉えどころがない。何だかよく分からないが「なんとなく」イライラする。この「なんとなく」が何とも言えず気持ち悪い。掴みどころがないからどうすることもできないのだ。ウナギを素手で捕まえようとするようなものである。
そうしたやっかいな心の中のモヤモヤを具体化・現象化することによって捕まえやすくして、取って食ってやろうというのがこの技法のミソである。
このような観点を持つ心理療法に「フォーカシング」がある。
これはそのフォーカシングの「早い安いうまい版」といえるだろうか?
応用編としては、実際にそのイメージを取って食ってやったり、あるいは粉々に爆破させてやったり、大きく息を吹きかけて見えないくらい遠くに転がしたり、風船のように内側から破裂させたりしてみるのも面白い(この「大きく息を吹きかける」というのは深呼吸の効果もあるのでおススメだ)。
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